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立[たて]

演奏者の地位をしめすもので、邦楽を二人以上で演奏する時、その首座を受け持つ人をさしていう。

唄・三味線・囃子それぞれの首座を「立」という。唄・三味線の場合は、中央から左右に分かれていく。中央からタテ・ワキ・三枚目・ 四枚目・ナガレの順に並ぶ。また、囃子の場合は、舞台上手から、笛・小鼓・大鼓・太鼓の順に並んでいく。関連語に立別れ[たてわかれ] がある。