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引き抜き［ひきぬき］
重ねてきてある衣装を、一瞬にしてはがして、
別の衣装に変わること。
衣裳が２枚重ねてあり、軽く縫い合わせた糸を抜くと
上の衣裳が解けてはがれる。
一瞬で別の衣裳に変わり、衣装の色の変化で演出効果を得る。
例えば、『京鹿子娘道成寺［きょうがのこむすめどうじょうじ］』では、
枝垂桜の同じデザインで、色違いの衣装に、次々な変わっていく演出
をする。
また、『鷺娘［さぎむすめ］』では、白一色から町娘の赤い振袖姿に
鮮やかに変化する演出をとる。
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【日本舞踊】用語：は行 ,
【日本舞踊】用語：演出 ]