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屋敷娘[やしきむすめ]

大名の奥方に仕えた女性の事をさしていうことば。

俗には「やの字」と呼ばれたりもした。

帯を後ろで結ぶ形を、

ひらがなの「や」の字のような形で結ぶことが、屋敷娘のトレードマークであったことから、屋敷娘・やの字の呼び名で呼ばれた。

また、江戸期、武家の娘以外にも、裕福な町人の娘も行儀見習いなどのなたに、屋敷娘として仕えた。

屋敷娘になるには、長唄・常磐津・踊りなどを身に付けていることが必須であったため、幼少より師匠について稽古していたという。